ごあいさつ

いっちんクラブは、’02年に「堺自然ふれあいの森管理運営準備委員会」からスタートいたしました。

’09年には、特定非営利活動法人(NPO法人)として、新しいステップを踏み出しました。’14年4月からは、「堺自然ふれあいの森」の指定管理者の一員として参画しました。

’02年当時は、放置された雑木林であった森に、散策路・広場の整備、田畑の復元を進め、「森の館」の完成後、’06年4月に堺市の新しい里山公園「堺自然ふれあいの森」として開園されました。来園者も年々増加し、いっちんクラブの支援しているイベントにも、市民の参加者が増加し、’13年
8月には、来園者数20万人を達成しました。

これまでいっちんクラブが行ってきた「堺自然ふれあいの森」での活動は、お陰様で概ね関係者に認められています。里地では、四季折々の作物を育て、市民にも育成と収穫を楽しんでもらい、又、里山では長期整備計画に基づき整備を進めています。将来的には、「堺自然ふれあいの森」を拠点として、堺市で唯一自然が残っている「南部丘陵」の自然環境の保全を支援していくことが大切だと考えます。この一帯に残っている樹林・田畑・湿地・小河川などの豊かな自然を、失って はならない重要な地域です。

堺自然ふれあいの森での保全活動や支援活動の他に地元との交流を進め、関係者と共に活動を広めていきたいと願っています。まだまだ「ふれあいの森」は未整備の部分も多く、息の長い活動が必要です。会員のみにとどまらず、市民の皆さんと共に活動を進めていきたいと思います。

市民の皆さんにとってより身近な、充実した里山公園となるよう、市民ボランティアとしての市民協働、指定管理者として管理運営に関わっていきたいと思います。

NPO法人 いっちんクラブ 理事会